ミヤンマー最大の観光地バガンを避け、秘境と云われる、インレイ湖周辺のインデン遺跡、サガー遺跡、カック-遺跡を訪ねた。
ミヤンマーには130余りの民族が暮してしている。広大なインレイ湖で生活している民族。水路を遡ると宿場町の様に水上部落が点在する。その支流には浮島が途方もなく広がり、トマトの栽培、菜の花やヒマワリの花が咲き乱れていた。
狭い水路には、ホテイ草で水面が覆われ、更に、浮島が一面に広がり迷路のようでボートガイドさえも迷うほどである。

ほどの
 ミヤンマー旅行(5泊7日) (2016/01/07〜2016/01/13)
   
日程  移動時刻等  観光内容および観光地名
 1/7  11:45 成田(NRT)発 NH0813便
18:40 ヤンゴン(YGN)着
■ヤンゴンホテル バホシ
 1/8  (ヤンゴンのホテル発 06:40)
08:40 ヤンゴン発
10:50 ヘーホー(Heho)着
(インレー湖のホテル着 11:40
■インレー湖ナンダウンホテル
 インレー湖への移動は空路(国内線)となる。
 ホテルへは空港から車(送迎車)で約1時間要す。
 ホテルチェックイン後、車にて昼食及びニャウンシュエ散策でマーケットを歩く。


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 1/9  08:00 ホテル発
08:00 〜 17:15 ボート観光
■インレー湖ナンダウンホテル
 ◆ボート観光@;インディン遺跡を巡る観光へ・・・片道1時間のボート観光
@インディン(Inn Denn)遺跡観光:遺跡観光前に移動マーケット見学)・・・12世紀ごろ建立の仏塔群
 昼食:水上レストラン(Golden Moon レストラン
A機織り見学(インポーコン:In Pow Khone)・・・ハスの繊維 
B巨大な水上寺院見学(ファウンドーウー パヤー:Phaung Daw oo Pagoda)・・・5つの金の玉
C首長族&和紙見学(イワマ:Ywama)
D葉巻作り見学(ナパン:Nam Pan)・・・葉巻の試喫煙
 湖上でのトマト栽培(カイラ:Kay La)・・・細い水路を縦横にトマト栽培をしてる
E湖上の木造僧院見学(ガーペー僧院:Nga Hpe Caung)・・・1844年建立

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 1/10  07:30 ホテル発
07:50 〜 16:45 ボート観光■インレー湖ナンダウンホテル
 ◆ボート観光A;サガー遺跡を巡る観光へ・・・片道3時間の奥インレー湖へ
 南北22km、東西11kmあるインレー湖の最南端のサガー(Sam Ka)に残る11世紀ごろ建てられた
 仏塔遺跡群や、パオ族が生活している村、学校、宿舎等を散策する。
 昼食:湖上に1軒だけ立ち周囲に何もない。乾燥した心地よい風が吹き抜けるレストランでの
 爽快な気分を醸し出す食事(12:35〜14:10)となる。

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 1/11  07:30 マーケットでロンヂー交換ほか
09:10〜16:35 車による観光■インレー湖ナンダウンホテル
 ◆車での観光;カックー遺跡を巡る観光へ・・・およそ片道3時間車に揺られて
@ワイナリー?見学(MYANMAR VINEYARD ESTATE Co.LTD)・・・ドイツ系ワイン酒造所
Aカックー(Kakku)遺跡観光・・・12世紀ごろから建てられ仏塔群(2548塔)があり、パオ族、シャン族
 ミヤンマー族の仏塔群が所狭しと建てられている。
 *カックーへの往復にはニャウンシュエから東の山を越えて行く。途中にはシャン州の州都
 「タウンヂー(Tauuggyi)」というおおきな町を通る。中でも周囲を塀で囲った一角には軍隊が駐屯してい

 家族も居住しているので病院等もあるとのこと。町には大学もありバイクで下校する姿も見かける。

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 1/12 07:15 ホテル発
07:50 ヘーホ―空港発
10:40 ヤンゴン空港着
11:00〜18:35 ヤンゴン観光
18:35〜19:20チェックイン出国審査
22:10 ヤンゴン(YGN)発 NH0814便
■機中泊
 ◆車によるヤンゴン観光・・・昼食を含む約7時間のヤンゴン市内観光  スーチー邸見学
Aチャウッターヂー・パヤー(Chauck Gyee Paya)見学・・・巨大(全長65m高さ17m)な寝釈迦像
  昼食:大きな通り(U Wisara Road)から入ったところにある、アウン サン将軍がオフィスとしていた建物を
  レストランとした「House of Memories」でのミヤンマー料理。将軍の部屋の目前のテーブルとなる。
Bゴールデンバレー・マーケット(Goldenn Valley Market)でお土産品購入・・・新しいマーケット・プラザ
 Cボーヂョーアウンサン・マーケット(Bogyoke Aung San Market)見学・・・植民地時代から続く市場
 *ジュエリーを中心に日用雑貨までを扱う市場。植民地時代の1926年に建てられたヤンゴンで最大で
 賑やかなマーケットであるが、ルビーや翡翠・真珠など本物か贋作かは判別しにくいとのこと。
Dマハバンドゥーラ公園(Maha Bandoola Garden)周辺散策
 *公園の中心に独立記念塔があり昼間は暑いが、緑の芝生は夕方から市民の憩いの場所となっている。
 公園を取り囲むように植民地時代に建てられた建物が「市庁舎」「最高裁判所」として使われている。
Eシュエダゴォン・パヤー(ShwedagonPaya)見学・・・サイゴンと云うよりミヤンマー人の聖地
 *サイゴン最後の見学場所で、人の多さと信仰心が醸し出す異空間を感じる。巨大な菩提樹が迎えてくれる。

 1/13  06:47 成田(NRT)着  
     

ミヤンマー インレイ湖の旅 

Myanmer Journey of Inle Lake

   
 インディン遺跡      
 インレー湖はボート乗り場から約1時間余りでインディン遺跡に着く。言い伝えによると、紀元前3世紀のアショーカ王が寄進したパゴダもあると
言われている。その数は1000基以上と云われ、殆どの仏塔が崩れている。一部修復された塔もあるが、崩れかけた塔の方が歴史を感じて好きだ。
       
       
       
       
       
 船着き場から10分ぼど走ると想像以上の広い湖面、ボートはエンジンと云うよりモーターにスクリューを接げたシンプルなものである。
早速現れた一本足漕法!観光客目当ての漁師?も居るがほとんどは生活のための漁法である。湖畔には多くの豪華な水上ホテルが立ち並んでいる。
       
       
       
       
       
       
 暫くすると水路になり、水上ハウスが左右にあり、一般の民家や水上レストラン、高級ホテルなど立ち並ぶ。
隣の家に行くにもボートがなければ生活できない。小さな手漕ぎボートが行き交っている。雨季と乾季では推進が5メートルほど違うらしい。
       
       
       
       
       
       
       
       
 船着き場すぐ参道があり、バゴダまでゆっくり歩くと約30分ほど、両脇には柱が並びその数は400本余り、露店が並んでいる。
古い仏塔は樹木と一体になったものも多く見応えがある。また、修復された仏塔は金色に輝き違和感を感じる。古い仏塔の方が味わいを感じるのだが!

       
       
       
       
       
       
       
       
 遺跡の周りには,主に少女が筒型の布を腰 に巻くロンジーを売っている。彼女らはシャイなのかあまりひっこ事はない。
インデン村では五日市が開かれていた。、5日間だけ部落を巡回する市場に出会った。土産店もあるが、主に生活用品と、仏具等である。

       
       
       
       
 サガー遺跡      
 サガー遺跡には、ニャウンシュエから、ボートで約3時間。まさに秘境に相応しいエリアである。インレイ湖観光ならここ奥インレイ湖に行かなくては語れない!
2003年に開放された遺跡で17世紀ごろ建てられた煉瓦造りの遺跡だそうだ!仏塔の数はさほど多くはないが崩れかけたり、木が巻き付いたりと歴史を感じる。
一部修復されて金泊の塔もあるが、やはり修復せずに現状のまま保存できないものだろうか、開放されまもない事もあり、サガー遺跡の村はサガー遺跡の村は
外国人の宿泊は禁止されている。色々意見はあるが浸食された仏塔も数年後には金泊な塔になってしまうと寂しいきがする。
       
       
       
       
       
       
 ボートで約2時間、奥インレイ湖に入ると 、水路が狭くなり、日本の宿場街の様にインダー族の集落に出会える。この辺の民家はボートがないと生活できない。
生活用品や食料を運ぶボートも行き交っている。この辺まで来ると、子供たちが手を振ってくれる光景にも出会える。癒される時間でもある。
       
       
       
       
       
       
奥インレイ湖に入ると、浮島も多くなり、トマトの栽培やヒマワリ、菜の花、群生に出会える。浮島ならではの生活を垣間見ることができた。 
途中半分水没した仏塔にも出会える。乾期になると水深が浅くなり、このあたりから先ば、エンジン付のボートでは困難になるらしい。もし、行かれる場合は季節に注意されたい。
       
       
       
       
       
       
       
 この辺りまで来ると、水路が狭くなり、と云うより浮島が多くて迷路ののようだ。特にホテイ草に覆われた所はボートガイドも迷っていたほどである。
ランチタイムで四方浮島に覆われたレストンは、五感を刺激され癒される。三ツ星レストランに推薦したい。
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
 ここの遺跡もかなり浸食が進んでいるが、それだけに味わいがある。他の遺跡から比べると仏塔は少ないが、ヨーロッパ人には、特に人気の遺跡とのこと。
土産店、レストラン、野菜・果物店各1軒、黒い服を着て頭に赤い布を巻いたパオ族の女性も見られる。この日は村の広場で運動会なの露店が出ていた。
     
       
       
       
 カックー遺跡      
 ニャウンシエの村から陸路車で約3時間、途中ワイナリー等見学しながら、風光風光明媚な田園風景を愉しむ。インレイ湖の東側の山を
越えた高原にあり、パオ族の支配地域である。紀元前に建てられたパゴダの周りに、この辺りの支配者が各家庭に仏陀の遺品を収納してない
仏塔を寄進させたため、2500余りの仏塔が林立しており、その光景には驚かされた。外国人観光客には2000年に開放された遺跡でえもある。
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
 カックー遺跡に着くと、突然飛び込んできた遺跡の風景には圧倒される。仏塔が2000基以上その光景はまさに圧巻そのものである。
知識の無い私が見るとどれも同じ様な仏塔だが、ガイドの説明があると違いが判る。仏塔の大きさや装飾の違いは、家の財力、形の違いは部族によるもの、
また釣鐘型の違いや頭の飾りの違いは、シャン、ビルマ、パオ等スタイルの違いらしい。塔の上部に金属性な飾りは、風が吹くと風鈴のように鳴り出す。
       
       
       
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